先輩インタビュー(建築)

多様な現場で経験を積むことが
新しいことを知るチャンスに。
日々成長できる自分を実感。

建築事業部 建築部 中島 2017年入社

どんな経緯で入社しましたか?

ちょうど自分が希望する労働条件の会社へ転職をしたいと考えているときでした。窪田建設で社員として働いていた友人の紹介で、途中入社しました。以前は中信エリアにある別の建設会社で今と同じように現場監督として働いていましたが、友人が「自分のいる会社は働きやすい」と楽しそうに仕事のことを話していたので、ホームページを見たのがキッカケです。施工実績や企業理念などを見て、ここなら自分が成長できるのではないかと思いました。

ホテル千畳敷の展望デッキを造ったそうですね

中央アルプス駒ヶ岳ロープウェイの山頂駅に併設する、日本一高い場所にあるホテル千畳敷の改修工事を行いました。レストランの一部を「2612Cafe」としてオシャレな空間に増築し、南アルプスの稜線が眺められる展望デッキも造りました。工期は雪が深い2月から、その年の10月くらいまでかかりました。まだ雪の多い4月や5月に、1袋25㎏のセメント袋を多いときには200袋もロープウェイに手積みして運んだのでけっこう大変でした。柱を立てるために、ミキサーの設置から実際にコンクリートを打つまでを担当しました。

どんな時にやりがいを感じますか?

「2612Cafe」はお客さんの評判が良かったと聞いています。完成後に行きましたが、実際に自分の造ったカフェでお客さんがお茶を飲みながら楽しそうにしているのを見てうれしくなりました。
そのほか、駒ヶ根市内の工場新築や公共建築工事にも携わってきました。現場が竣工して建物が完成したときには、やりがいを感じます。特に大きな新築工事現場で外部足場が取れ、全景が見えるようになったときには達成感があります。
自分の判断でやりたいように現場を動かせることに充実感を感じています。責任も大きいですが、いろいろ任せてくれるので成長できると思います。

この会社に入って良かったと感じていることは?

基本的にわからないことは、上司や職人さんなどプロフェッショナルな人たちに聞くようにしています。現場が変わるたびに新しい経験ができていることは自分にとってプラスになっています。
例えば天候など予測のできない事態に直面した際、その都度どうするかを上司や職人さんたちと相談、検討して判断していく調整力が培われました。また赤穂公民館の解体は初めての鉄筋コンクリート造の解体でしたが、街中の物件だったので歩行者の安全を守るために誘導員を手配するなど細部にわたり良い経験になりました。

休みの日は何をしていますか?

趣味は大学生の頃から始めた釣りです。実家がある木曽町新開を流れる黒川の支流へ登っていき、イワナやタナビラ(アマゴ)を釣ります。予定が合えば、祖父や弟と行きますよ。
家族は妻と5匹の猫です。釣りに行けない時には、メス4匹とオス1匹の猫たちと、ゆっくり過ごしています。

今後の展望を教えてください

現在、施工管理技士1級の資格を持っていますが、建築士の資格も取得したいと考えています。この仕事で建築士の資格を持っている人は少ないのですが、将来を考えてぜひ勉強をしていきたいです。ただ現場が終わると、各種届出や膨大な書類を提出しなければならないので、勉強の時間をどうやって確保するかが課題です。
日々の仕事では、一つひとつ新しい経験を積んでいくことが大切。現場はそれぞれ違っており、すべてに危険をともなう仕事なので、真剣に安全を極めてやっていかなければいけないと気を引き締めています。

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