先輩インタビュー(土木)

自分の仕切りで道路ができる、
橋梁の補修が進む。
自分の町に建造物を完成させていくのが
やりがい。

土木事業部 土木部 寺平 2016年入社

窪田建設を選んだ理由は?

駒ヶ根市で生まれ育ったので、この地域に貢献したいと思い入社しました。もともと高校では土木科で学んでいたので、将来は建設業に入りたいと思っていました。窪田建設を選んだ理由は、工事現場や住宅の建築現場など、普段の暮らしのなかでよく看板を目にしていたからです。そして高校3年の夏に企業見学会に参加して、ぜひここで働きたいと思ったんです。家から近かったことも大きな理由ですが、会社の規模が大きいので、大きな仕事ができるのではないかと思って決めました。

入社当時の仕事内容は?

入ってすぐは現場の雰囲気を覚えないといけないので、上司について現場に行きました。学校で習ったことがすぐに使えることはなく、先輩に機械の名前から扱い方まで、すべて教えてもらうことから始まりました。何もわからない状態ですが、自分が現場にいると業者の人たちにいろいろ聞かれるので、上司に聞きに行っては伝えていましたね。自分の現場として初めて行ったのは、駒ヶ根市下平の道路改良の工事。公道の改良ですが、元の道を壊してすべて撤去し、広いところに貯水路などをすえてから、舗装していきます。200mほどの公道を7月から翌年の3月までかけて仕上げました。
その後、木曽エリアの橋梁の保守作業もしました。「中平跨線橋」「第2山吹橋」など、国土交通省の入札の工事を何件か携わりました。

現在はどんな仕事をしていますか?

駒ヶ根市東伊那から宮田村へ新しい大久保橋を架けるために、前後の取り付けの道路を造っています。構造物の座標から測量して位置を出した平面図を現地に持っていき、作業する人たちに位置の説明をしています。古い舗装をはがして、脇に水路やガードレール、擁壁などを入れるのですが、寸法値などを出して伝えています。以前は2人で組んで行っていた測量や位置出しなどは、I C TやI T化が進んでいます。若いということでオペレートも任されています。

どんな時にやりがいを感じますか?

現場を任されるということは、知識と経験が必要です。現場に来る業者さんや職人さんたちを仕切らないといけないので、「これをやってください」「それは違うのでダメです」などきちんと指示を出さないといけません。やっている時は大変ですが、造ったものが目に見えるようになってくるとやりがいを感じます。育ったこの町に自分たちが造った建造物が完成していくのを見るのは嬉しいです。
ただ、公共工事は現場が終わると、品質の担保や安全管理、お金の管理、ゴミの量など一式書類を作成して提出しないといけないんです。この書類仕事というのがすごく大変です! 自分で見ていた現場は自分でないとわからないですから。公共工事は終わった後に工事の点数を付けてくれるんですが、初めて現場代理人として現場の責任者を担当した災害復旧の現場では工事も良い点数が取れたので励みになりました。

休みの日は何をしていますか?

休日はクルマでドライブに行くかバイクに乗っています。ドライブは最近、木曽方面に行きました。権兵衛峠から入って南木曽まで行って飯田から帰ってきました。橋梁の補修をした橋も「大丈夫だな」って通りましたよ(笑)。バイクはホンダのCB 400に乗っています。シンプルでカッコイイのがいいですね。

窪田建設で満足していることは?

やはり国の仕事や公共事業など大きな仕事ができるところです。現在2級土木施工管理技士を取得していますが、資格取得費用は全部会社が補助してくれます。あと現場への直行直帰ができるのもいいですね(笑)。それに現場が終われば、有給の休みは取りやすい雰囲気です。
新しい機器などの操作は、自分を信頼して任せてくれるのがうれしいですし、これからは伊駒バイパスが延びてくるのでその工事に自分がどんどん関われればいいなと思っています。

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